絶望の中で光る地域の温かい絆 「小学生が下敷きにならなくてよかった」

命こそ助かったものの、被災者を今なお悩ませているのはインフラの途絶、特に「水」の問題だ。両親を救出した男性は切実な現状を訴える。
「電気は来たんですけども、水道ですね。水道が全然めどが立ってないというところで」
「やっぱり生活用水。そこがですね一番足りないところですね」
それでも、近所から井戸水を分けてもらったり、知人が駆けつけてくれたりと、被災現場では地域の助け合いが続いている。
男性は向かいにある崩れ落ちた壁を見つめながら、安堵の表情を見せた。
「ここは通学路なんです。やっぱりこの壁が倒れた。小学生が通るので、この下敷きにならなくてよかった」
壮絶な被害の中でも、互いを思いやり支え合う被災者たちの強く温かい姿がある。一刻も早い生活再建へ向け、本格的な支援が求められている。
(MBS報道記者 井守裕太)














