北陸新幹線“延伸ルート”の選定作業が大詰め

1973年に計画が始まって以来、災害時などにおける東海道新幹線のバックアップ機能の確保や、北陸・関西圏の経済活性化を目指して、50年以上にわたり議論が重ねられてきた北陸新幹線の延伸。現在は敦賀駅まで開業しているものの、その先の新大阪駅へと繋ぐルート選定はいまだ最終決定に至っておらず、混迷を極めています

2016年には京都市内の地下をトンネルで縦断する「小浜・京都ルート」が一旦決定されましたが、近年の物価高騰などの影響によって建設費が倍増する見通しとなったことから、日本維新の会や一部の自民党議員から見直しを求める声が上がり、現在は8つの代替ルート案による再検討が進められている状況です。

そして、国会の会期末である7月17日までにルートを決定する方針であるということです。

北陸新幹線延伸の意義について、関西大学・経済学部の宇都宮浄人教授は「環境負荷の軽減、交通の安全性、経済の活性化の観点からも整備は必要」と話しています。