標的を安倍元総理に変更…きっかけは“ビデオメッセージ”

2021年。ある動画が山上被告の目にとまります。

(安倍元総理)「朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆様に敬意を表します」

安倍元総理が旧統一教会の関連団体に寄せたビデオメッセージでした。

(弁護士)「動画を見てどう思いましたか?」
(山上被告)「旧統一教会がどんどん社会に認められて、問題のない団体だと認識されると思いました」
(弁護士)「感情的に表現すると?」
(山上被告)「絶望感と危機感。被害を被った側からすると、非常に悔しい。受け入れられないなと」

安倍元総理と旧統一教会の繋がりについて2006年ごろから認識していたという山上被告ですが、堂々とメッセージを送る姿を目の当たりにし、安倍元総理を「日本でもっとも影響力のある旧統一教会のシンパ」だと、認識したといいます。

コロナ禍の影響で韓鶴子総裁ら韓国の教団幹部の来日が見込めない中、山上被告は標的を安倍元総理に変更します。

そして2022年7月8日。山上被告は安倍元総理を手製の銃で銃撃し、殺害したのです。