ナフサの調達元 大部分が中東に依存

 身近なものの多くに使われているナフサ。印刷に使われる「グラビアインキ」にも、揮発性の高いナフサ由来の有機溶剤が不可欠です。

 そのナフサ、日本の調達元をみてみると…

 約40%:日本国内で原油から精製(その原油の多くを中東に依存)
 約40%:中東から直接輸入
 約20%:中東以外(アメリカ・韓国など)から輸入

 大部分を中東に依存しているという実態があり、中東情勢の混乱による影響を受けています。

 小嶌教授は、「(日本国内で精製している)40%のうちの90%(=中東から輸入した原油を原料としている分)を足すと、全部で76%ぐらいになりますから、この影響はすごく大きい」と指摘。輸入元である韓国もすでにナフサの輸出を止めていて、厳しい状況に追い込まれているようです。