ちょうど1年前、去年の4月13日に開幕した、大阪・関西万博。

 158の国と地域、7つの国際機関がパビリオンを出展。カラダ年齢を測定し「25年後の自分」と対面したり、「アンドロイド」とふれあったり…「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに各パビリオンは予約が取れないほど注目が集まりました。

 去年7月にはブルーインパルスも会場上空を華麗に舞い、閉幕が近づくころには来場者は、毎日20万人超え。半年の会期を通して約2600万人が訪れました。

 熱気に包まれた万博の開幕からきょう4月13日で1年。万博の公式キャラクター「ミャクミャク」はいまも大人気。会場で人びとを出迎えたミャクミャク像は、吹田市の万博記念公園に移設され、今後3か月ごとに府内各地をまわることに。

 施設やパビリオンなどは、その多くが再利用され新しい道を歩もうとしています。

 3月10日、オランダ館では解体作業が行われていました。光る球体を持って会場を回るスタイルで約120万人が訪れたオランダ館の建物は、淡路島にそのまま移設することが決まっています。無駄なく再利用できるようボルトを1本1本丁寧に取り外していきます。

 (建築と解体を担う淺沼組・執行役員 沖田稔さん)「一つひとつが資源という感覚で取り扱う。限りある資源を大切にするという意味で取り組んでいかせていただきたい」

 大阪ヘルスケアパビリオンの目玉の1つ「ミライ人間洗濯機」。吉村知事も体験しました。泡で全身を洗いながら背もたれにあるセンサーで生体データを計測。

 (吉村洋文大阪府知事)「最初不安でしたけど、入ったらめちゃめちゃ気持ちよくて、これが未来のお風呂だなと」

 大阪・ミナミのホテルには、万博では予約困難だったこの「ミライ人間洗濯機」が導入されました。このホテルでは万博で体験できなかった人の需要を見込み、導入を決めたと言います。実際に記者が体験してみると…約15分で全身の洗浄が完了。

(荒牧亜燈羽記者)「身も心もリフレッシュできましたね」

 万博の“レガシー”は脈々と受け継がれています。