(山口正昭さん)「この地区は国鉄ができてから栄えたまちですから。もうほんと国鉄様々でしたよ」

地元で育ち、定年退職後、Uターンした山口正昭さん(82)。高校・大学までの7年間、吉松駅から始発列車に乗っていました。

(山口正昭さん)「買い出しに行く人の座る場所が決まっているんですよね。『あの人、今日来ないな』『かぜなのかな』と気にかけていました」
「鉄道は人を運ぶ、物を運ぶ、それから文化を運ぶ。3つの使命があるわけです」

吉松の人たちに向けて、西中間さんはある提案をしました。

(西中間弘行さん)「写真をいっぱい持ってきました」

「これは西中間さんが趣味で?」

(西中間弘行さん)「2~3日でも飾らせてもらえたら」

「(西中間さんが)良ければ常設で飾りたいです」

西中間さんの写真を公民館や地域のイベントで飾らせてもらえることになりました。

(西中間弘行さん)「(写真を)見て、昔を思い出してもらえれば。また若い人たちが『列車を運転してみたい』という気持ちになってくれれば」