
導入する上で壁の1つが、コストの高さです。EVバスは1台6000万円から1億円と従来のディーゼルバスより3~4倍高く、充電設備の設置なども必要になります。

もう1つの壁が、故障やトラブルです。鹿児島市のEVバスは2台のうち1台が運行開始からわずか2か月で、モーターの制御プログラムなどの不良で走行不能になり現在も運休し、年内の復旧を目指しています。

(鹿児島市交通局・バス事業課 岩元育朗課長)「期待して導入をして、すぐに1台が運行ができなくなり残念。実証実験を続けてコスト面や航続距離を検証して今後検討したい」