電気で走るため、走行中の排気ガスや有害物質の排出が少ない「EVバス」。「脱炭素」の動きが進む中、県内でも導入の動きが少しずつ広がっています。一方で、故障なども相次ぎ、課題も浮き彫りとなっています。

鹿児島市交通局は今年3月、国からの補助金を活用し1億2400万円をかけて路線バスにEVバスを2台導入しました。

EVバスはモーター音が静かで振動も少ないのが特徴で、鹿児島市交通局では、宇宿・桜ヶ丘地区で運行しています。座席にはスマートフォンなどを充電できるUSBポートが備わっているほか、災害時には非常用電源として外部に電力を供給することもできます。

(通院で利用)「ガソリン臭くなく、静か。環境面で良い」

(通学で利用)「ほぼ毎日乗っている。すごく良い、疲れにくさが全然違う」