インターネットやSNSをきっかけとする犯罪被害に遭わないよう、高知県土佐清水市の小学生がSNSを利用する際の写真の適切な活用法を学びました。
この講習会は中村警察署と土佐清水地区少年警察ボランティア協会が初めて企画しました。インターネットやSNSを利用する際、子どもたちが犯罪被害やトラブルに巻き込まれないよう未然に防ぐのが狙いです。
31日は清水小学校6年生のほか、市内5つの小学校に通う5、6年生もリモートで参加。警察官らが独自に考案した「あしずりみさきのこ」の標語をもとに、どのようにしてSNSのトラブルを防げばいいかを伝授しました。
また、プロの写真家がSNS上では写真や動画を無造作に投稿せず、画像や映像の中身を確認し加工・削除する必要がないか注意をして欲しいと呼びかけました。
この後、児童たちはタブレットを使って観葉植物や学校のマークなど魅力的な写真の撮り方を学んでいました。
(講師の写真家)
「凄く上手、センスがあってきっちり撮ってました」
(児童)
「私はまだスマホを持っていないけど、これから持つときのために学ぶことができたので、この授業があってよかったです」
「大人になった時もSNSに投稿する際はこのことを思い出して気をつけたいなと思ったし、怖いだけじゃなくてもちろん写真の楽しさもあるのできょうのことを生かして楽しみたいなと思いました」
清水小学校6年生は51人のうち半数がスマホを所有しているといい、今後に向けいい体験となったようです。