1月1日に起きた能登半島地震の被災地に、高知市が移動設置型のトイレ=トイレトレーラーを派遣しました。
このトイレトレーラーは、大規模災害に伴う断水や停電でトイレが使用できないことを想定し、高知市が2022年にクラウドファンディングを利用して導入した移動設置型のトイレです。汲み取り式の水洗トイレが4つあり、およそ1350回の利用ができます。
1月1日に起きた能登半島地震では電気や水などのライフラインに加え、避難所での衛生環境の悪化が課題となっていて、今回の派遣はトイレトレーラーの普及を進める「助けあいジャパン」からの要請です。
(高知市防災政策課 大野賢信 係長)
「現地の輪島市の職員の方にまだまだ避難所の環境が整っていなくてトイレとかが特に困っているという話を伺ってますので、このトイレトレーラーで少しでもそのお役に立てれば」
トレーラーは11日に石川県輪島市の公民館に設置される予定です。