1次産業の優れた活動を表彰する「農林水産祭」が東京で開かれ、最高賞の「天皇杯」に馬路村農協が選ばれました。
今年で62回目を迎えた「農林水産祭」。農林水産省が毎年、国内の優れた地場産品や団体の活動を表彰していて、農産・蚕糸(さんし)、園芸、畜産など7つの部門で、最高賞の天皇杯を選考しています。
今年度は参加表彰行事で過去1年間に農林水産大臣賞を受賞した456点の中から選ばれ、馬路村農協が多角化経営部門で天皇杯を受賞しました。40年以上前に始めたユズの6次産業化や、ワーキングホリデーの仕組みを活用した収穫期の人手不足解消策などが評価されました。
■馬路村農業協同組合 北岡雄一代表理事組合長
「天皇杯として認められたというのは役職、従業員一同非常にうれしく思っています。今後についてはこれからもまだまだユズの可能性を信じて新しい商品を開発しながらこれからも馬路村ファンを増やしていきたいと考えています」
高知を代表する地場産品「ユズ」を柱としたまちづくりへの期待がますます高まります。