演技経験の有無に関わらない、一般の県民が出演するミュージカルが来月、高知市で上演されます。出演者たちは5月から練習に励んでいます。

12月に高知市文化プラザかるぽーとで上演される「高知市民ミュージカル」。「ミュージカルをやってみたい」という県内在住の人およそ90人が、演技の経験にかかわらず出演することになっています。(6歳から80歳)

ミュージカルは植物園の温室が舞台で、出演者の半分はなんと植物役!人間が帰った後の植物たちの様子も描かれています。主人公の新人職員・舞役を演じるのは上村彩華(うえむら・さやか)さんです。

ミュージカルへの挑戦が初めてという人も多い中、5月から始まった半年間の練習も終盤。出演者たちは家族のように助け合いながら本番に向けて練習しています。

(脚色・演出 濱田善久さん)
「(配役は)人間と植物植物が擬人化されたものが出てきて文句を言ったり人間に対して、人間もそんなに思ってもないのに気づかされていく、90人の演者が入り乱れて踊り、歌いというところが圧巻になるんじゃないかなと思う。気持ちを受け取ってもらえて楽しんでもらえたらと思う」

高知市民ミュージカル「GIFTOFLIFEにぎやかな植物園」は、高知市文化プラザかるぽーとで来月16日と17日に上演されます。チケットは一般前売が3000円、(当日3500円)学生前売は2000円で(当日2500円)088ー883ー5071までお問い合わせください。