大阪から高知を応援しようと、高知にゆかりのある在阪企業の経営者らが、一度解散した高知県人会を再スタートさせました。
大阪高知県人会は1948年に結成。数百人規模で活動していましたが、2019年の活動を最後にコロナ禍に入り、解散しました。
しかし今年に入って、大阪・関西万博やIRを見据えた動きが活発になり、県の経済政策「関西戦略」が本格化したことを受け、改めて、結成されました。
会長を務めるのは、大阪に本社を置き、電気設備事業を手掛ける栗原工業の社長で、安芸市出身の横井正温(よこいまさはる)さんです。会員は、県出身で在阪企業に勤める人たちで、およそ250人が名を連ねました。
(大阪高知県人会 横井正温 会長)
「今回ご参加の皆さんは、高知県出身者の方ばかりではないんです。高知県を応援していただく方も大勢おられます。高知を支えてやろうという熱意があふれています」
総会には、安芸市でキャンプを行っているプロ野球・阪神タイガースの元選手、掛布雅之(かけふまさゆき)さんが駆けつけました。
(掛布雅之さん)
「私の野球の育ての親は、安芸の市営球場です。母親みたいな球場ですし、厳しく、温かく、安芸の青い空と青い海で育てられた、阪神の四番です」
県人会は年に一度会合を開き、高知を盛り上げることにしています。