緊急地震速報が出た時に職員がすぐに身を守る行動をとって迅速な初動対応に繋げるため、高知県庁で訓練が行われました。
この訓練は緊急地震速報への対応力を高めようと全国一斉に行われました。午前10時に四国沖を震源とする最大深度5弱の地震が発生した想定で、職員らは速報が鳴るとすぐに机の下に入るなど身を守る行動をとっていました。
2日は、危機管理部に今年度から配属された職員を対象に、防災行政無線などを使った情報収集の訓練も合わせて行われました。災害時は万全の体制で対応できるとは限らないため、専用の機材などを誰でも使えるようにしておくことが重要です。
(県危機管理・防災課 山崎亮治 主査)
「情報収集についても迅速かつ的確に実施しないといけない、一方で普段から操作しない資機材もあるのでそういったものの操作訓練は今回のような機会を捉えて積んでいきたい」
県は「県民のみなさんも緊急地震速報が鳴ったらすぐに身を守る行動がとれるよう、日頃から意識してほしい」としています。