11月高知市に映画監督の安藤桃子さんが手掛ける新たな文化施設がオープンします。プレオープンイベントとして先週末、映画の上映と舞台挨拶が行われました。
高知市帯屋町の「おびさんロード」に完成した映画監督の安藤桃子さんが手掛ける文化発信施設「キネマミュージアム」。

安藤さんは映画を通じて高知を盛りあげようと2017年、前身となる映画館「ウィークエンドキネマM」を期間限定で開館。2019年に休館しましたが存続を望む声を受けて常設の映画館「キネマミュージアム」をオープンすることになりました。
6日、11月のグランドオープンに先駆けて映画の上映と舞台挨拶が行われました。上映されたのは高知を舞台にした映画「ロストサマー」。安藤桃子さんが司会を務めた舞台挨拶には監督の麻美(あみ)さんや高知市出身の俳優中澤梓佐(なかざわ・あずさ)さんら映画の出演者が登壇しました。

(俳優 中澤梓佐さん)
「若者の人にもこういう映画やこういうものがあるっていうこと、もっと新しい文化みたいなものを感じてもらえる施設になってほしいしそういう意味でも『ロストサマー』は地方から発信したいというこだわりがあったのもそういう部分が元になっているのでキネマミュージアムとそういう文化を作っていけたら」

(映画監督 安藤桃子さん)
「ここまでの道のりが高知のみなさんと共にあって移住して最初の特設劇場から始まってここまで来たのでなんかあったかい気持ち。キャラ的に自分でもどうなるか分からなかったが『はぁうれしい。仲間で作った作品いいなぁ。高知家だなぁ』 みたいな」

「キネマミュージアム」は26日まで「ロストサマー」の上映を行ったあと11月グランドオープンを迎えます。
