災害への備えについて考えようと、高知市の警察署で防災セミナーが開かれました。

セミナーを開いたのは高知県内でホームセンターを運営し、防災製品などを販売する「フタガミ」です。3日は高知警察署の警察官や地域で防災活動に取り組む市民ら、およそ30人が参加。防災士の資格を持つフタガミの社員が講師を務め、普段から災害時をイメージすることで、ヘルメットを用意するといった対策を講じることができると呼びかけました。

(フタガミ講師)
「市民を守るという日常に重要な任務があるが、自分が守れてないと任務は守れない」

また、参加者はマットを使って実際に地震が起きた時の揺れを疑似体験。激しい揺れの中でもバランスを取りながら周りの状況を確認できる体勢について学びました。

(参加者)
「自分自身が持っている知識が災害が起きた時に通用するか経験してみたいと思った。経験したうえで自分自身が助ける人のレベルに達することができるよう日ごろから災害対策の準備を進めていく」

フタガミは今後も災害への備えについてセミナーを開いていきたいとしています。