交通安全運動に合わせて高校生たちが自転車のヘルメットや車のシートベルト着用など、交通安全を呼びかけました。

「ヘルメット着用してください!」

高知市の交差点で啓発活動を行ったのは高知中央高校の生徒と警察官らおよそ80人です。

この交差点は通勤や帰宅の時間帯に混雑し、事故が多い場所です。生徒たちは自転車に乗る際のヘルメットの着用や、傘さし運転の禁止。また、車に乗る際のシートベルトの着用や運転しながらの携帯電話の利用禁止などを呼びかけました。

(生徒)
「(ここの交差点は)自転車も多いし、車通りも多いから両者ともスピードとかに気を付けてほしい」

(高知東警察署 末廣茂幸 交通官)
「日没の時間が早くなって、仕事帰りに暗い中の運転が多くなる。早めの前照灯、点灯を。また、自転車(に乗る人)や歩行者については反射材を活用し、早めにドライバーに発見してもらうことを心がけてほしい」

県警によりますと、運動の重点目標となっている自転車のヘルメット着用に関しては県内での着用率は13.4%となっています。高い県では60%ほどのところもあり、警察は今後も重点的に呼びかけをしていくことにしています。