秋の全国交通安全運動に合わせて、高知と愛媛の警察や交通安全協会が協力しドライバーに安全運転を呼びかけました。

高知県宿毛市と隣の愛媛県愛南町は国道56号でつながり、双方の住民の往来が盛んです。このため宿毛と愛南の両警察署は、交通安全運動に合わせ県境付近で“交通茶屋”と銘打った啓発活動を行っています。

26日は交通安全協会宿毛支部や南宇和交通安全協会のメンバーらが集まり、ドライバーに安全運転を呼びかけました。活動には3体のご当地キャラクターも加わり、注意を促しました。

宿毛警察署管内では今年、26日までに自転車に乗った高齢男性が水路に転落し、死亡する事故が起きています。男性はヘルメットを着用していませんでした。

ところで、宿毛工業高校の生徒が制作した自転車の利用者にヘルメットの着用を促す2本の動画が完成。いの町の運転免許センターや四万十市に設置されているデジタルサイネージ=電子看板で放映されるということです。