高知県議会9月定例会が開会しおよそ31億3800万円の補正予算案などが提出されました。
県は県議会9月定例会に一般会計でおよそ31億3800万円の補正予算案や条例の改正案などあわせて38の議案を提出しました。
予算案には、来年3月まで延長される台湾との国際定期チャーター便について出入国審査施設の整備費用や、旅行の支援費用などに2億2700万円あまりが。また、現在の観光博覧会後に実施する「どっぷり高知旅キャンペーン」のプロモーション事業費などとして3000万円あまりが盛り込まれています。
濵田知事は観光需要を取り込むために特に台湾との定期チャーター便を重要視していて、コロナ禍で落ち込んだ経済対策につなげたい考えです。
(濵田省司 知事)
「本県から台湾への渡航も可能となるよう一般客向けの座席販売が予定されています。この度の一般販売を今後の定期便化の弾みとするべく、台湾と本県の往来を活性化させ、経済や文化面での交流の拡大を図ります」
県議会9月定例会は10月13日までです。