高知県いの町の小学生が廃棄ガラスから作る軽石を通じて、リサイクルについて学びました。

いの町の近澤建設を訪れたのは川内(かわうち)小学校の3年生と4年生です。こちらで作られているのはビンなどの廃棄ガラスをリサイクルした軽石、スーパーソル。透水性・排水性がよく軽いため、農業や建築など様々な分野で活用できる資材として注目されています。

子どもたちはまず、リサイクルの仕組みやスーパーソルの特徴、また、実際にどのような場面で使われているかを学びました。

スーパーソルを作る工場にも足を運び、廃棄ガラスがどのような工程でスーパーソルになるかを見学。普段捨てているガラスのゴミが再利用できる「資源」であることを知りました。

また、同じ体積の土とスーパーソルを実際に手に持ってみました。競争をすると重さの違いが実感できたようです。

「よーいドン!」

(児童)
「(スーパーソルは)めっちゃ軽かった」
「(これからは)ペットボトルを物置に変える。牛乳パックを工作する」

(近澤建設 近澤京平 取締役)
「リサイクルのひとつとして身近なガラスがスーパーソルに生まれ変わっていることを知ってもらってリサイクル製品の普及に繋がってもらえれば」

川内小学校ではこれからもゴミの処理や資源の有効活用についての授業を進めていくことにしています。