留学生に安全で安心した生活を送ってもらおうと、高知市の専門学校で交通ルールや地震への備えなどについての講座が開かれました。

講座は龍馬デザイン・ビューティ専門学校で開かれ、今年4月に日本語学科に入学した留学生23人が参加しました。

講師を務めたのは高知警察署の警察官で、日本に来たばかりの留学生に安全で安心した生活を送ってもらおうと、地震への備えのほか、自転車に乗る際の交通ルールや事故が起きた時の対応方法を伝えました。

また、26日朝、高知市で起きた事故に触れ、自転車に乗る際はヘルメットを着用することを呼びかけました。留学生たちは、ふるさとの国にはなかった交通ルールに驚いた様子でした。

(留学生)
「ヘルメットを自転車に乗るときは被る」
「地震の時は家で(机の下に)入る」

(高知警察署 吉本奉由 交通課長)
「けさも高知市で自転車と車の出会い頭の事故があった。その方はヘルメットを被っていたので幸い命が助かった。ヘルメットは頭を守ってくれるというのを外国の方にも理解してもらってこれから被ってほしい」

龍馬デザイン・ビューティ専門学校では今後も留学生が安全な生活を送れるよう、事故の危険性や交通ルールなどを伝えていくとしています。