夏休み中の子どもたちが消火器などの防災設備について学ぶ勉強会が高知県南国市で開かれました。
勉強会には南国市の小学4年生7人が参加。南海トラフ地震の被害想定や災害が起きた際に取るべき行動などを学びました。また、火災が発生した時に使う火災報知器や、消火器の操作などを実際に体験しました。
(参加者)
「消火器や津波の(想定される)高さを知った。(火事の時には)出口を覚えておいて消火器を使いたい」
研修を担当した消防用設備の点検や保守を行う会社によりますと、訓練として実際に体験できる設備がある建物は全国でもまだ少ないといいます。
(県消火栓標識 甲藤雄司 代表取締役)
「消火器や消防設備は有事の際のお守りなのでふだん使わないことが一番ですが、不測の事態で火災が発生したときに正しい知識を持ったうえで正しく使っていただくことが非常に重要。こういった施設で勉強して学んだうえで実体験ができるというのは非常に有効的」
研修を担当した会社は今後もこうした勉強会を通して、防災意識を高められるような取り組みを続けたいとしています。