地元の農作物について知ってもらおうと冬春ナスの生産量が日本一の高知県安芸市で中学生向けの出前授業などが開かれました。

出前授業は生産量が多い地元の野菜について知ってもらおうと、JA高知県安芸地区などが毎年行っています。4日は安芸中学校の1年生およそ30人が、学校の敷地内で自分たちが育てたナスを収穫しました。

収穫の後はナスについて詳しくなってもらおうとクイズ大会が開かれ、高知がナスの生産量全国1位であることや、ナスの成分などについて学びました。

最後は実際にナスを調理。動画サイトなどで安芸地区のナスの魅力を発信している「なすマダム」と共に「ナスのたたき」などを作りました。

生徒たちは完成した地元のナス料理を口いっぱいに頬張っていました。

(参加した生徒)
「とてもおいしいです。(Q.家でもナス料理出てくる?)結構出てきます」
「すごく長いナスが収穫できました(収穫したナスは)ナスのたたきにして食べたい」

この取り組みは安芸市内7つの小中学校で行われていて、主催者は今後もナスの試食などを通して子どもたちに地元の野菜について楽しみながら学んでほしいとしています。