高知龍馬空港では空港を利用する人に季節を感じてもらおうと七夕イベントが開かれています。短冊は飛行機で仙台の神社に運ばれ、奉納されるということです。

高知龍馬空港での七夕イベントは、“翼に願いを”をコンセプトに日本航空が20年以上前から毎年行っています。今年は台湾からのチャーター便を利用する人たちにも楽しんでもらおうと台湾語でのアナウンスも行われていて、短冊には台湾語で“来年も四国に来たい”と書かれたものも見られました。訪れた人たちは願い事を書いた短冊を高さおよそ2メートルの笹に結びつけていました。

「初めて高知に一緒に帰省できて両親も喜んでくれてとても嬉しかったのでまたみんなで元気に戻って来られるようにと“元気に暮らせますように”と短冊を書いた」
「3人とも健康が一番なので、今は暑いがこれからも元気いっぱい頑張っていきたい」

笹と短冊は7月7日まで日本航空のカウンター前に設置され、短冊は飛行機で仙台空港まで運ばれた後、8月中に仙台大崎八幡宮に奉納されるということです。

(日本航空高知空港所 旅客担当 青山結生さん)
「昨年までは”日常に戻りますように”といった願い事が見られたが、今年になり、より多くの方が飛行機にご搭乗いただけるようになり明るい印象の短冊も見られるようになったので、ぜひ楽しんでこのイベントに思いを込めていただければなと」