高知県とインドの交流を深める友好協会が、27日に発足しました。今後、経済分野での人材受け入れなどを目指します。
濵田知事を訪れたのは協会の会長で、高知市の農機具部品メーカーの社長、久松朋水さんと、在大阪・神戸インド総領事館の二キレーシュ・ギリ総領事です。久松さんの会社がインドに工場を進出させていることもあり、県内企業とインドとの経済的なつながりを強めようと、27日、高知インド友好協会を設立しました。
県はこれまでに、農業分野でインドからの技能実習生を受け入れています。協会の設立をふまえ、今後は宿泊事業など経済分野にも受け入れを広げていきたい考えで、今回同席した二キレーシュ・ギリ総領事は「友好協会と連携しながら、高知とインドの関係を促進させたい」と話していました。
(高知インド友好協会 久松朋水 会長)
「インドは世界中から注目されている、非常に可能性、ポテンシャルのある国なので、そういった国と高知の交流が深まっていくことを非常に期待している」
県は今年の秋、県内企業がインド市場を調査するための視察団を派遣することにしています。