高知市の園児たちが路面電車に七夕の飾り付けをしました。園児たちの夢を乗せた電車は7月7日まで運行します。

路面電車に七夕の飾りつけをしたのは高知市の潮江第二双葉園の園児9人です。とさでん交通がコロナ禍で公共交通機関の利用者が減少したことを受け、電車に乗ってもらうきっかけにしてほしいと去年から始めました。

園児たちは、思い思いの願いを書いた短冊をとさでん交通の社員と一緒に電車の中に飾りました。

(園児)
「まりんちゃんと一緒にご飯食べたい。ゆいかちゃんと一緒に遊びたい」
「ムキムキになりたい。お野菜食べられますように」
「バレーボール選手になれますように」

とさでん交通によりますと、2018年度はおよそ562万人だった路面電車の乗客数はコロナの影響もあり2021年度にはおよそ309万人まで減少。昨年度は、およそ431万人と徐々に回復しつつあり、今後は季節にあわせたイベントを実施するなどして乗客の確保につなげたい考えです。