先週、天皇杯2回戦でガンバ大阪を破り勢いに乗る高知ユナイテッドSCのリーグ戦が11日、高知市で行われました。試合は0―1で破れ勝ち点獲得とはなりませんでした。

天皇杯2回戦でガンバ大阪を破り、県勢として初めてJ1チームに勝利した高知ユナイテッドSC。JFLのリーグ戦でもさらなる高みへとサポーターの期待が高まる中、11日、ホーム戦を迎えました。

気合い十分の選手たちでしたが1週間で3試合を戦うというハードスケジュールに加え湿気が多く、蒸し暑いコンディション。

連戦の疲れが蓄積したのか、高知ユナイテッドらしい攻めのサッカーが展開できません。それでも集中力を切らさず何度もピンチをしのぎますが、0対0で迎えた後半24分、ついに先取点を奪われます。

懸命に反撃を試みる高知ユナイテッドでしたが最後まで、ゴールネットを揺らすことはできませんでした。

(試合終了)

「終わった~」

リーグ戦は今年初の連敗で順位は10位から12位に後退。選手と監督は「相手の嫌がることができなかった」としながらも次の試合を見据え前を向いていました。

(吉本岳史 監督)
「天皇杯っていうのは一発勝負のところですけれども、我々はリーグ戦も天皇杯もどちらも成長できる非常に大きな試合だと感じてます。だからこそ今日の試合の中で疲労感のある中で何ができたのか、この敗戦を残りの試合にぶつけていってこの敗戦があったからこそJ3に昇格できたというチームにしていきたい」

次の試合は6月18日、アウェーで、三重の鈴鹿ポイントゲッターズと対戦します。