脱線事故で運転を見合わせていた高知県の土佐くろしお鉄道・中村線が列車の運転を再開しました。
土佐くろし鉄道・中村線は6月2日の大雨で線路に流れ込んだ土砂に列車が乗り上げて脱線し運転を見合わせていました。安全対策として土砂を防ぐ応急の柵を設置するなどし、運行に問題がないことを確認。普通列車は、上下とも10日の始発から運転を始めました。
■利用客の男性
Q、運転の再開は?「よろしいな。やっぱり線路(鉄道)じゃないといかん」
中村駅の待合室には広島へライブを見に行くという親子の姿がありました。
■利用客の家族連れ
「きょう(10日)のライブを家族みんなが楽しみにしてたので
くろしお鉄道が動くようになって良かったです」
特急列車は午前9時台の中村発の上りと窪川発の下りから運転を再開しました。
事故現場では徐行運転が行われていて、11日から平常ダイヤに戻る予定です。