5月1日は青空が広がり、汗ばむ陽気となりました。高知市春野町の観光農園では、日差しをたっぷりと浴びたシャクヤクが訪れた人たちを魅了しています。
(松岡葵アナウンサー)
「シャクヤクが見頃を迎えたということで来てみたんですが、見てください!この美しい景色!白やピンク、赤など目の前いっぱいに色とりどりの花が広がって、おとぎの国に来たみたいです!」

毎年4月下旬から5月上旬にかけて花を咲かせるというシャクヤク。観光農園には色あざやかな花びらが一列に並ぶ“一重咲き(ひとえざき)”や、幾重にも重なる“八重咲き(やえざき)”など、およそ180品種、5万本が植えられています。


咲いているのはまだ半分ほどで、これからが本番ということですが、訪れた人たちは花をじっくりと眺めたり、カメラに収めたりと、思い思いの時間を過ごしていました。

(香川から)
「初めてです」
「心がすっきりするというのか、暖かい日差しの中でこんないいものを見せてもらって、心がほっこりしました」
「すっごく穏やかになる」
(兵庫から)
「ラインですすめてもらって来ました。これだけすばらしい花畑だと思わなかったので、いい景色、きょうは晴れていますし」
(高知市から)
「毎年来ています。いつも見事で、ここは見ごたえあるし、癒されますよね。お花は」
5月1日の日中の気温は高知市や黒潮町佐賀で25℃を超える夏日となるなど各地で汗ばむ陽気に。県外から訪れた人も多く、コロナ禍前のにぎわいが少しづつ戻っているといいます。
(雨森観光農園 雨森弘祐 園長)
「ゴールデンウィーク、せっかくの連休なのできれいなシャクヤクを見て、癒されてほしいです。『楊貴妃』という、珍しいシャクヤクがあるので、ぼたんとシャクヤクのいいところどりをした品種で、すごく花びらも大きくて、花の数が多いので、それを一度見てもらえたらと思います」

雨森観光農園のシャクヤクは、5月3日から5日までが見ごろだということです。
