高知市で、高知県立牧野植物園を中心とした「春らんまん」なフラワーイベントが25日から始まります。様々な草花で彩られた春の五台山が満喫できます。

(木岡アナウンサー)
「牧野植物園のこんこん山広場にやってきました。斜面一面きれいな花が咲いています。春がやってきたという感じがしますよね。まさに春らんまんです」

25日から、牧野植物園を中心に始まるフラワーイベント、「春らんまんまきの花物語」。こんこん山広場はルピナスやネモフィラ、リナリアなど、およそ40種類の花で鮮やかに彩られています。

春らんまん まきの花物語
ルピナスやネモフィラ、リナリアなど、およそ40種類の花で鮮やかに彩られている

今は涼しげな色の花が多いですが、気温が高くなると暖色の花も増えてくるといい、日々違った表情が楽しめます。

(木岡アナウンサー)
「こんこん山広場はオープンしてからいろいろなスポットが新しくなっているんですが、この展望デッキも新しくなりました。南園が一望できて、今は桜がきれいに見えますね」

南園では、牧野富太郎博士が命名した「仙台屋」のサクラなどが見頃です。銅像の周辺には、ゆかりの植物が植えられ、フォトスポットになっています。また、会場内ではスタンプラリーも楽しめ、版画のようにスタンプを重ねると笑顔の牧野博士と五台山の春の景色が完成します。

スタンプラリー

そして、竹林寺も会場の一つ。

(木岡アナウンサー)
「こちらのオブジェ、その名も花皿鉢。竹林寺の雰囲気に合わせた花がぎゅっと集められています」

花皿鉢は境内の3か所に設置されていて、時期によって異なる植物が楽しめます。

花皿鉢

牧野博士を題材にしたドラマの放送を前に観光客も増えてきているという牧野植物園。五台山の春の景色が存分に楽しめそうです。

(県立牧野植物園 白土晃一さん)
「寒い冬が終わりこれから暖かくなって植物も次々と芽生えてくる季節なので、植物の癒やしや開放感を感じていただけるとうれしい」

「春らんまんまきの花物語」は、6月4日まで開かれます。

「春らんまんまきの花物語」 6月4日(日)まで