低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、高知県内では大気の状態が非常に不安定となっています。気象台は、低い土地の浸水や河川の増水などに注意するよう呼びかけています。

22日午前11時の降り始めから23日午前11時までの雨量は室戸市佐喜浜で202.5ミリ、須崎で169.5ミリ、四万十町窪川で121.5ミリなどまとまった雨となっています。県内では昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。気象台は低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害、落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。大雨の影響でJR土讃線は須崎駅と土佐久礼駅の間で運転を見合わせていましたが、午前10時ごろから順次運転を再開しました。

また、甲子園球場で行われているセンバツ高校野球は23日に予定されていた2回戦3試合が中止・順延となり、高知は24日の第3試合で履正社と対戦します。