春の訪れを感じる毎日ですが、高知のサクラの便りはもう少し先になりそうです。ただ、15日までは全く咲いていなかった高知城の標本木、16日は花が咲いていました!
午後2時前、高知地方気象台の職員が高知城・三ノ丸にあるサクラの木の観測に訪れました。この標本木に花が5~6輪咲けば高知での「サクラ開花」となります。今年の観測は先週末から行われていて、15日までは全く咲いていませんでしたが…
16日は1輪、咲いていました!

さらにもう1つ、別の枝には開きかけている蕾も確認できました。
(高知地方気象台 増田純一 調査官)
「本日『1輪』咲いているのが確認できた。(開きかけのつぼみは)まだ全部開ききっていない。本日は『1輪』。『開花』はまだ」
16日の観測では「1輪」。高知での「開花」とはなりませんでした。
18日から19日にかけ天気は下り坂で雨が降る予報となっています。サクラの「開花」は一体いつになるんでしょうか。
(高知地方気象台 増田純一 調査官)
「花のつぼみは順調に育っている。雨で花にどんな影響があるか心配しているが、ピンクがかった部分がかなり多くなってきたので『もう間もなくかな』というところまでは来ている」
一方、宿毛市では15日サクラの「開花」が発表されました。市では、20年以上前に気象庁の観測所が無人化されて以降、市の職員が独自の観測を行っていて、15日、5~6輪以上の花が咲いたことが確認されたということです。
