春爛漫の光景です。高知県三原村の公園ではスイセンや初夏にサクランボの実をつけるサクラの花が咲き、見ごろです。

三原村宮ノ川の星ヶ丘公園は、四季を通して花が楽しめるよう、草花や花の咲く木が植えられています。14日は園内の手入れをしている「四万十かいどう推進協議会三原支部」のメンバーが、白い小さな花を無数につけた「ユキヤナギ」の不要な枝を刈り取っていました。

ユキヤナギ

園内の周りや道沿いに生えているのは、およそ1000株の「スイセン」です。

スイセン

生育が早い株は先月中旬に花を咲かせ始め、今月上旬に暖かい日が続いたため一気に花が開いたといいます。青空に映える星型の淡い黄色の花は来月中旬まで楽しめそうです。

「この時期に花が咲いてくれたら気持ちが明るくなります。お客さんは癒やされると喜んでくれます」

また、スイセンの背後にある斜面では、初夏に実のサクランボをつける「シナミザクラ」が白っぽい花を咲かせています。

シナミザクラ

気象台によりますと県内では向こう1週間、最高気温が20℃前後となる日が多く、日中は春の陽気が続きそうです。