14日、全国トップを切って東京でサクラの開花が発表されました。日本気象協会によりますと、高知での開花は16日の予想です。14日、気象台の担当者が標本木を確認しましたが、開花はもう少し先になりそうです。

青空が広がった14日の高知県内。午後2時、高知城三ノ丸を気象台の職員が訪れました。桜の開花時期が近づくと行われる標本木のチェック。先週末から行われていて、5~6輪以上咲いていれば開花が発表されますが、14日の状況は…

(高知地方気象台 松岡大地さん)
「開花しているものがみられないので咲いていない、0輪」

残念ながらまだ1輪も咲いていませんでした。

(高知地方気象台 松岡大地さん)
「気象台で具体的にいつ咲くかという予想まではやっていないので、正式に何日とは言えないが、この状況を見ると明日とかには咲きそうにない。(明日以降)最高気温が20度に近づくような平年より気温が高い日が続くので、そうなると今つぼみの状態のものも一気に開花する可能性はある」

東京では14日、平年より10日早くサクラの開花が発表されました。高知では向こう1週間、最高気温が20度前後まで上がる日が多い予想で、今週末には春の便りが届くかもしれません。