13日からマスクの着用についてのルールが見直され、個人の判断に委ねられることとなりました。

マスクの着用についてはこれまで、屋外では原則不要、屋内では原則着用としてきましたが13日からは屋外・屋内を問わず基本的に個人の判断に委ねられることとなりました。ルール変更の初日となった13日朝の高知市では引き続きマスクをしたまま出勤する人たちの姿が多く見られました。

「着けたままにしておきます。周りの目が気になるというか自分が原因で周りの人に感染させるのは嫌なので念のためしておきます」
「着けようと思います。暑くなってきたら外したい」
「これまで通り着けると思う。外していいといってもコロナが落ち着いたわけではないので(マスクを)していけたら」
「着けたいと思う。小さい子どももいるので自分が(コロナを)もらってきて子どもにうつしてもかわいそう」

高知県庁では、国の方針にのっ取り、着用は個人の判断に委ねています。取材した政策企画課では、11人中4人が、マスクを外す判断をしました。

(県政策企画課 森翔太さん)
「感染対策が緩和されたことと自分自身の体調不良が無いので一つのきっかけにマスクを外そうと思い外してきました。マスクを外す側からするともう少し時間が経たないと周りの目が気になるなと思います」

(県政策企画課 宇賀千夏さん)
「コロナの感染に関してもまだ不安はあるし通勤で電車を利用しているのでまだのけるのは難しいかなと思います。マスクを外している方がコミュニケーションとかも取りやすいとは思うので、これからマスクを外すということも周りを見ながら今検討できたらと思います」

(県職員厚生課 北村綾 課長)
「(マスクを)着けるにしても外すにしても強制力のようなものがかからないように注意していきたいと思います」

個人の判断になったマスク着用ですが、厚生労働省は、医療機関を受診する時や高齢者施設を訪問するとき、また、混雑した電車やバスなどに乗る時などは着用を推奨しています。