高知県は、新型コロナの対応ステージを、これまでの「警戒強化」から、「警戒」に引き下げました。
県内では去年12月から先月中旬にかけて、1日に1000人を超える感染が確認されていた時期がありましたが、それ以降は緩やかに減少。1週間あたりの感染確認は、1月31日までが2340人、2月7日までが1864人、2月14日までが1423人となっています。
ステージの判断材料となる直近1週間の70歳以上の感染確認と、病床の占有率が、いずれもこれまでの「警戒強化」の一つ下、「警戒」の指標となっていることなどから、県は、対応ステージを下から三番目となる警戒に引き下げました。
引き下げに伴い、会食の際、ワクチン接種歴や検査での陰性が確認できない場合に協力を求めていた、「可能な範囲での規模縮小、時間短縮」を終了するということです。同じく、重症化リスクの高い人に求めていた、混雑した場所や換気の悪い場所、感染対策が十分でない施設への外出を極力控えることも、終了しました。