今が旬の青森りんごを大勢の人に知ってもらいたいと、高知市の卸売会社が2000個のリンゴを高知市に寄贈しました。

リンゴを寄贈したのは青森りんごを扱う県内の卸売会社でつくる「四国地区青森りんごの会」です。高知でも青森りんごを広げようと1994年から毎年寄贈していて、今年は2000個が贈られました。青森りんごは日本で生産されているリンゴのおよそ6割を占め、生産量日本一を誇ります。貯蔵の技術が発達し1年中おいしく食べられますが蜜がたっぷりのこの時期が最もおいしいと言います。

岡崎誠也市長は「寄贈先である福祉施設の方も毎年心待ちにしている」と感謝の言葉を述べました。

(高知丸果中央青果 角岡宏亮 社長)
「青森りんごっておいしいんだな、もっと食べたいな、また食べたいなと思ってもらえたら。おいしく食べてもらって寒い冬を乗り切ってもらいたい」

寄贈された青森りんごは高知市内の98の福祉施設に配られる予定です。