高知市の岡﨑誠也(おかざき・せいや)市長は、新型コロナの2類から5類への移行について、高齢化率が高い県での患者の受け入れ体制の確保が重要だと述べました。
高知市の岡﨑誠也市長は26日定例会見を開き、市内の新型コロナの感染状況などを発表しました。現在、国で検討されている新型コロナの2類から5類への移行については、「引き下げのタイミングは妥当」としました。その上で一般の病院のコロナ診療のノウハウなどにふれ、高知など高齢化率の高い都道府県では重篤化した患者にどう対応するかが重要だと述べました。
(岡﨑誠也 市長)
「大体80代、90代(の死亡)がメインになっているのでそういう意味で高齢化率が高いところの感染予防の徹底というのは5類に落ちても重要な部分になるのでそこは対策が後退しないように対応していかないといけない」
高知市は、レベルの引き下げが行われたあとも、家庭内感染への注意などを積極的に呼びかける方針です。また、今年11月に行われる高知市長選挙への出馬については、「まだ決めていない」と説明しました。