「水を出しっぱなし」にした時の水道料金は?
水道局によりますと例えば一般家庭で箸1本分の少量の水を12時間流し続けた場合の使用量はおよそ360Lで(お風呂は1回約200L)水道料金は数百円程度だといいます。もったいないといえばもったいないですが、水道管が凍結・破裂した場合の修理費用は数千円から1万円程度かかるということですので、比べると少額にはなります。
そして、万が一、水道管が凍ってしまった場合にやってはいけないことについて石河さんに聞きました。「自然解凍を待つしかない。熱湯をかけてしまうと(水道管が)破損する原因になるので熱湯をかけることはやめてほしい」ということです。自然解凍ではない方法としては、水道管にタオルにかけお風呂のお湯くらいの温度のぬるま湯をかけたらよいということです。
これらの対策をしていても、水道管が破裂することもあります。ペットボトルに水を入れて凍らすとパンパンになるように、凍って体積が増えることが原因で、水道管が割れたり、接続部分が破損したり…もし水道管が破裂してしまったら、どうすればよいのでしょうか。まずは、「水を止めること」です。そのためには、“止水栓”を閉じる必要があるのですが、どこにあるのか、知っていますか?