積雪や路面凍結による交通障害について気象台も注意や警戒を呼びかけていますが、私たちの生活にはやはり車がなくてはなりません。どういったことに気をつければよいのか、JAFに取材しました。

路面が凍結しやすい条件や場所は?

注意したい「路面の凍結」

(JAF高知支部 森勇人さん)
「特に凍結しやすいのは風通しのよい橋の上、陸橋トンネルの出入口、日陰などもやはり凍結しやすくなります」

JAF高知支部 森勇人さん

地熱がなく、吹きさらしの上にあることになる『橋』、『日かげ』、『トンネルとトンネルの間』、『風のふきだまり』などが凍結しやすい場所だといいます。どうしてこんな場所が?という、思わぬところが凍結するケースもあるということです。

出発前の注意点は

車に雪が積もっていた場合、フロントガラスの雪を取り除くと思いますが、取り除いてから走り出しても、再び凍結することがあります。早めに車内を温めることも気にかけておいてください。車の屋根に積もった雪は、ブレーキをかけたときにフロントガラスに雪崩のように落ちてきて、視界を塞ぐことがあります。こちらも取り除いてから出発してください。

そして、いざ車で出発した後。凍っているように見えない、「ブラックアイスバーン」という現象もあります。