20日は二十四節気の一つ大寒です。20日朝の高知県内は氷点下の気温となるところもあり、この時期らしい冷え込みとなりました。そんななか高知市の鏡川沿いではスイセンの花が見頃を迎えています。

(木岡真理奈アナウンサー)
「きょうは、この時期らしく朝からひんやりとしていますが、太陽が出ているので日差しがぽかぽかと気持ちがいいです。冬の太陽に照らされて、こちらの河川敷のスイセンも花の白さも際立ってきれいです」

高知市鏡川町の河川敷では、斜面の至る所にスイセンの花が咲いていて、見頃を迎えています。冬から春にかけて咲く花で、澄んだ白い色の花びらが目をひきます。近くの住民によりますと、毎年この時期に河川敷で花を咲かせているといいます。

20日朝はひんやりとした空気の中、散歩やランニングする人の姿が見られました。

20日朝の県内の最低気温は、高知市で1.9℃となったほか、いの町本川で氷点下2.9℃、本山町で氷点下2.2℃、四万十町窪川で氷点下2℃など16の観測地点のうち6つの地点で氷点下となりました。

21日は晴れますが、22日日曜日から月曜日にかけて雨が降り、その後は強い寒気が流れ込む影響で寒さが一段と厳しくなるでしょう。25日水曜日の朝は高知市で氷点下5℃まで冷え込む見込みで、山沿いを中心に雪が降る可能性があります。高知地方気象台は路面の凍結や水道管の破裂に注意を呼びかけています。