19日朝の高知県内は18日より3℃ほど気温が低くなり各地で冷え込みましたが、この寒さの中でも、子ども達は元気いっぱいです!高知市の幼稚園でこの時期恒例のマラソン大会が開かれ、園児たちは寒さをものともせずあっという間にゴールまで駆け抜けました。

高知市の「杉の子せと幼稚園」では、毎年この時期、恒例のマラソン大会を行っています。1973年に始まった大会は今年で50回目!今年も3歳未満のクラスから年長まで105人の園児が参加しました。

マラソン、頑張るぞー!

(園児)
「ドキドキします」
「(Q.頑張れそう)頑張れそうです!」

走る前から気合十分です!今年は卒園生=高知ファイティングドッグスの山本奨真選手がゲストとして参加しました。

勢いよく坂を上っていく園児達。園に隣接するパークゴルフ場のおよそ700mのコースを走ります。この日のために4月から練習に励んできました。アップダウンが激しいコースですが、元気いっぱいに駆け抜けていきます!

勢いよく坂を上っていく園児達!


保護者も一緒に走れるということで、お父さん、お母さんもカメラを手に必死です…

お父さん・お母さんも必死…

スタートからおよそ4分後…最初の園児が戻ってきました。その後も続々と園児達がゴール。寒さをものともせず、あっという間に駆け抜けました。

(Q.走ってみてどうでした)
「疲れた」
「(練習では)回るところがきつかったけど、(きょうは)全然きつくなかった」「もう1回走りたい!1周走ってきたい!」

あっという間に駆け抜けました!


(高知ファイティングドッグス 山本奨真 選手)
「杉の子せと幼稚園の子たち、速すぎて、ついて行くのがやっとでした。まさかこういう形でここに戻ってくるのは思いもよらなかったというか、きょうは思い出を噛み締めながら走って楽しかった」

卒園生の高知ファイティングドッグス 山本奨真 選手

今年で50年目を迎えた伝統のマラソン大会。園は「次の目標は100回」としています。

(杉の子せと幼稚園 岡則明 園長)
「子どもたちが達成感を持ってもらうこと、最後まで頑張って走ること、それを目指していきたい。タイムや人に勝つことだけではなく、友達の頑張りも一緒に褒め合う、『自分も頑張った、友達も頑張った』ということを大事にしていきたい」

友達の頑張りも一緒に褒め合うということを大事に…