おまちをぶらぶらしながら植物採集ができる…?牧野博士にまつわる植物をスマートフォン上で集めるスタンプラリー企画が高知市の中心街で行われています。
高知市の壱番街商店街と帯屋町2丁目商店街で13日から行われているのが、「街なか植物観察」と題したスタンプラリーのイベントです。


スタンプといっても、使うのはスマートフォンです。

(木岡真理奈アナウンサー)
「帯屋町に来てスタンプラリーのホームページを開きます。このようにスタンプシートがあるんですね。ここが6番なので、6番を押すと、「スエコザサ」と出てきました。どれも牧野博士にゆかりのある植物なんですね。QRコードを読み込むと…ゲットできました」






2つの商店街にある20のスポットでそれぞれ植物を集めることができ、その植物の生態や牧野博士とのつながりについても知ることができます。牧野富太郎博士をモデルにした朝の連続テレビ小説「らんまん」の放送が春から始まるのを前に、おまちで買い物を楽しみながら牧野博士ゆかりの植物について学んでもらおうと始まりました。

(木岡真理奈アナウンサー)
「これで最後のスタンプが集まり全部ゲットできました。ぶらぶらしながら楽しめて、勉強にもなって楽しかったです」

スタンプを全て集めて応募すると、サンゴやお茶などの特産品が抽選でおよそ100人に当たるということです。

(壱番街商店街振興組合 早川賢治 代表理事)
「商店街はもともと“アナログの場所”なのでみなさまに日常をのんびりと楽しんでもらいたい。そのなかにも“デジタル”を使って街中で植物採取なんておもしろいんじゃないかとこういうイベントにしました」

商店街ではこのほかにも牧野博士に関するパネル展示も行われていて、いずれも1月25日まで実施されています。
