高知海上保安部は去年1年間、高知県内で発生した海の事故の状況をまとめ公表しました。
高知海上保安部によりますと、去年1年間、運航中に事故を起こした船はあわせて28隻で、去年より3隻増えました。半数の14隻が漁船で、事故の種類としては衝突事故が最も多かったということです。また、「人身事故」に遭った人は32人で、けがをした人は16人と去年より9人増えています。(死者・行方不明者は10人)去年9月には高知市の桂浜で観光していた大学生が波にさらわれ4日後に遺体で見つかりました。
マリンレジャー中に事故に遭った人が16人と全体の半数を占めていて、高知海上保安部は海での事件・事故に遭った場合は118番通報を積極的に活用するよう呼び掛けています。