交通違反の取り締まりやパトロールで県民の安全・安心を守る白バイ隊員。希望者は誰でもなれるわけではなく、運転技術や素質に加え日々の業務への取り組み方などを総合的に判断し、さらに上司の推薦を受けなければならないという狭き門です。

一人前の白バイ隊員として公道に出るまでには厳しい訓練が待っています。

初めての訓練に向かう髙本さん。実は…。

Q.ふだんはバイクに乗る?
▼髙本明莉さん
「全く乗らなくて、ちょっと怖い」

まずは「バイクにまたがる姿勢」の確認です。

▼交通機動隊 勝瀬貴成 小隊長
「2輪車を“手足”のように操作しなければならないので、でたらめな乗車姿勢では、思うようにバイクを動かせない。上手な人は乗車姿勢もきれいです」

いよいよ走行訓練へ。その移動中。別の女性隊員が白バイを倒してしまいました。白バイの重さは約300キロ。女性隊員が重たい白バイを一人で起こすことは簡単ではありませんが、倒れた白バイを起こすことも隊員として大切な技術のひとつです。

髙本さんが白バイに乗るのは、隊員希望者が参加する研修以来2年ぶり。この日の訓練で直線の走行はスムーズに進む髙本さんですが、カーブで苦戦します。

▼勝瀬貴成 小隊長
「曲がるとき、バイクはどうせないかん?」
▼髙本さん
「倒さないかん?」
▼勝瀬貴成 小隊長
「もう少しカーブに入る前に体勢を寝かせて」

一人前の白バイ隊員として公道に出るのはおよそ1か月半後。時間は限られています。