提供:高知大学理工学部海洋生物学研究室 饗場空璃さん

歯の数や、体に対する頭の長さなどを細かく調べたところ、サンゴミミズアナゴであることが判明。5月、正式に論文として発表しました。

採集されたのは、体長およそ16センチのメスで、お腹の中に、直径0.5ミリほどの卵を数十個持っていたということです。卵を持つ個体の報告は世界初だといいます。

研究にあたった高知大学海洋生物学研究室の饗場空璃さんは「初めて成熟個体の報告ができて、新たに知見を増やすことができた」「誰でも珍しい魚を見る機会はあるので、見慣れない魚を見つけたら研究室に連絡してほしい」としています。

高知の豊かな海がもたらした、バケツ一杯の奇跡。若き研究者たちの地道な探究は、海の未知なる生態の解明に新たな光を当てています。