「年金を払い戻すようになっている」などという電話から高知県南国市に住む60代の女性がおよそ50万円をだまし取られていたことが分かりました。

高知県警によりますと、24日、南国市に住む60代の女性に「年金を3万1600円払い戻すようになっている」「今年1月くらいに茶封筒が届いていませんか」と“日本年金機構の職員”を名乗る男から電話がありました。

女性が「覚えていない」などと伝えると、男は「今月中に手続きをすれば払い戻し可能です。近くの金融機関で手続きができます」などと言ったほか、携帯電話の番号を教えるよう求めてきたため、女性は番号を教えたということです。

その後、女性の携帯電話に“金融機関の職員”を名乗る男から「ATMで操作ができます」「期限が切れていて、窓口では手続きができないので、ATMでお願いします」などと電話があり、女性は家の近くのATMに行くように指示されました。

女性は、男に言われるがままATMを操作し、およそ50万円を送金してだまし取られたということです。

高知県内では2026年、特殊詐欺の被害が56件発生していて、被害額はおよそ4億7128万円にのぼっています。

警察は「ATMの操作による還付金の受領手続きは存在しない。電話をつないだままのATM操作を指示された場合は詐欺だ」と注意を呼び掛けています。