「人と人との違いを知り、認め合い、協力する」。子どもたちに「協調性」や「チームワーク」の大切さなどを学んでもらおうと、高知県香南市で18日、「ユニバーサルラグビー」と「田植え」を体験するイベントが開かれました。

ユニバーサルラグビーとして「車いすラグビー」を体験する子どもたち(高知・香南市 18日)

香南市が初めて開いたこのイベントには、小学1年生から中学1年生までの児童・生徒、約60人が参加しました。

慣れない手の動きに苦戦しながらみんなでゴール目指す

まず、子どもたちが体験したのは、年齢や性別、国籍や障がいの有無に関わらず楽しめる、「ユニバーサルラグビー」。車いすラグビーでは、慣れない手の動きに苦戦しながらも声を掛け合い、みんなでゴールを目指します。

参加者(中学1年生)

▼参加者(中学1年生)
「ぶつかるのが怖かったけど、試合をしたら慣れてきて楽しかったし、またやりたい。足の不自由な人も、正々堂々と戦えるので、いいスポーツ」

見える範囲や見えづらさが異なるゴーグルをつけ「ブラインドラグビー」に挑戦する子どもたち

こちらの子どもたちは見える範囲や見えづらさが異なるゴーグルをつけて、「ブラインドラグビー」を体験。

参加者(小学3年生)

▼参加者(小学3年生)
「ぼやけちょった」
Q目の不自由な人も楽しめる
「すごいなと思った」

元ラグビー日本代表キャプテン・廣瀬俊朗さんによるラグビー教室も開催

さらに、元ラグビー日本代表のキャプテン・廣瀬俊朗さんによるラグビー教室も!どんな人でも楽しめることがラグビーの魅力であり、可能性を秘めていると話します。

元ラグビー日本代表キャプテン・廣瀬俊朗さん

▼元ラグビー日本代表キャプテン 廣瀬俊朗さん
「(相手を)知らないから壁に感じる。『車いすに乗ってみると、こういう感じ』とか『目の見えない人はこんな感じ』とかわかると、壁はなくなる。スポーツを通して、壁を壊すようになっていったらいい」

午後は田んぼで田植えに挑戦 互いに認め合い、協力することの大切さを学んだ

午後は田んぼに移動し、田植えに挑戦!ラグビーを通して、人と人との違いを知り、認め合い、力を合わせることの大切さを知った子どもたちは、隣の人との距離感などを見ながら、1本1本、丁寧に苗を植えていきました。稲刈りは8月末を予定しています。

高知県香南市 濱田豪太市長

▼高知県香南市 濱田豪太市長
「さまざまなことにチャレンジし、それを成す、それをみんなで分かち合う気持ちは、誰も変わることがない。区別・差別することなくみんなが同じ人間として、それぞれが自分たちの(活躍の)場で楽しめる経験は、子どものうちにすることで、それからの人生が大きく前に進むと思う」

みんなで一緒に記念撮影

香南市は今後もイベントを通して、子どもたちの他者への理解や思いやりの心を育んでいきたいとしています。