
妊娠中に病気発覚「なぜ…」息をするのも苦しく
蒼くんには、生まれる前から「X連鎖性遺伝性水頭症」という病気があります。X染色体上の遺伝子の変異によって引き起こされる先天性の病気で、頭の中に水が溜まって脳が圧迫され、知能や身体の発達スピードに遅れが出るとされています。
母・夏帆さんは、蒼くんを出産する前、妊娠20週目の時に病気のことを告げられました。
▼母・夏帆さん
「妊娠20週目くらいの時に、蒼の脳内の『脳室』が水でどんどん拡大されて、エコー画像で見ると脳内が水で真っ黒になってしまっているのが少しずつ明らかになってきて…。『どうしたら、この子の命が健康だったんだろう…』そんなことを思っていました」
待望の第一子でしたが、「なぜ、自分の子どもが…」。病気がわかってからの妊娠中、母・夏帆さんは、そんな気持ちにさいなまれました。息をすることも苦しく、通院中は終始無言。生まれてくる蒼くんと対面することを、恐れていたといいます。
2019年6月、母・夏帆さんは香川県の病院で、帝王切開で蒼くんを出産しました。










