高知県香南市ではハウスで育てられた「温室小夏」が出荷の時期を迎えています。2026年は、データに基づいた丁寧な栽培管理により、例年以上に甘みが強く仕上がっているということです。

香南市香我美町(かがみちょう)では、10人の生産者がハウスで小夏を育てていて3月下旬から収穫が始まりました。品種は、県内で生まれたタネが少ない「宿毛小夏」。ツヤツヤとした美しい見た目となめらかな口当たりが特徴です。中内健祐さんのハウスでは9日も午前8時から作業をはじめ、小夏を手際よく収穫していました。この時期は毎日およそ3トン出荷しています。

▼収穫を手伝う人は
「色もツヤも大きさもいい」
Q.天候がよかったから?
「どうでしょうねぇ、作り手がえいがやき(笑)(良いからね)」

研修会などで、温度や水の管理を緻密に分析。その結果、2026年は甘みが強く、数年に一度の当たり年とも言える出来になりました。

▼岡本采子アナウンサー
「いただきます。やさしい甘さと程よい酸味とっても美味しいです」

小夏の美味しさを引き立てるのが、この「白い甘皮」。実と一緒に食べることで、独特の酸味と甘みが倍にも膨らむといいます。

▼JA高知県香美地区 果樹部温室小夏研究会 中内健祐さん
「今年は去年と比べて糖度が高く、ここ数年の中でもおいしくできあがっています。生で食べてもらいたいですし、最近自分ではウイスキーに漬け込んだり、漬け込みウイスキーとして飲んだりしています」

出荷は4月下旬まで続く予定で、その多くが県内で販売されるほか、東京などにも出荷されます。